お姫様と王子様





「婚約相手かぁ!すげーな、お前の友達・・」

「社長の娘だもんな」



「でもかわいそうだよな。親に決められるってのも」
「あぁ」


「その子は奏が良いわけだ?」
「あぁ」




「で、お前はそれに協力するって言ったんだな?」
「あぁ」



「お前さぁ・・」

亮太は少し身を乗り出した。




「その子のこと、好きだろ?」

「!!!そっそんなわけないだろ(笑)」




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