吸血鬼の彼氏。
私羽柴ルナは高校1年になってまだ2ヶ月ちょっとだ。

そして少し・・・いやかなりオタクでクラスから少し浮いている。・・・・多分・・・・。

「ねえねえ、ルナ今日は何読んでるの?」

「ん、ああ。これはシュータイプっていって今日発売されたアニメ雑誌なの。あ、劉も読む?」

「うん。ルナが読んだ後に読ましてもらってもいい?」

「うん。」

こいつは有明劉。私の男友達でとても優しい。まあ、話はあんまり合わないけどオタク・・・。

「ねえ、劉はこのキャラどう思う??」
「うーん・・・・・・・良いと思うよ。」
「うそ!私的にはあんまりだよ。」

「ルナそういうのは作者さんに悪いよ。でも意外と人気だよ。そのキャラ。」

「え・・・・。」

そういえば忘れてたけど劉は少し裏の事を知ってる。はっきり言って恐い。

「あ、今恐いって思ったでしょ!!!」

え、劉って人の思考読めるの!!

「さっきから口に出てるよ。」

「嘘!」

私は口を手で隠す。
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