永遠の時間
「夏休み、どっか行きたいところある?」
朱夜は訊いた。
「どこか連れてってくれるの?」
聖奈はうれしそうに言った。
「どこでもいいよ」
「海に行きたい」
「海?」
「うん。海好きなんだ」
聖奈は言った。
「いいよ。行こ」
朱夜は言った。
「楽しみ」
聖奈は笑っていた。そして、朱夜は聖奈に手を伸ばした。聖奈も、朱夜に手を伸ばした。
「今年の夏休みは楽しくなりそう」
朱夜と聖奈は、手を繋ぎながら、微笑んでいた。
朱夜は訊いた。
「どこか連れてってくれるの?」
聖奈はうれしそうに言った。
「どこでもいいよ」
「海に行きたい」
「海?」
「うん。海好きなんだ」
聖奈は言った。
「いいよ。行こ」
朱夜は言った。
「楽しみ」
聖奈は笑っていた。そして、朱夜は聖奈に手を伸ばした。聖奈も、朱夜に手を伸ばした。
「今年の夏休みは楽しくなりそう」
朱夜と聖奈は、手を繋ぎながら、微笑んでいた。