永遠の時間
「今度は、夕希と冴歌も連れて来よう」
朱夜は言った。
「また、来れるかな」 朱夜には、一瞬聖奈の表情が曇ったように見えた。
「聖奈?」
朱夜は、聖奈の顔をのぞき込んだ。
「今が、すごく幸せ。ずっとこんな幸せが続けばいいのに」
聖奈の言葉に、朱夜はなんて言ったらいいのか分からなかった。
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