永遠の時間
「でも、お前がうらやましいな」
「うらやましい?俺が?なんで?」
朱夜は訊いた。
「だって、彼女いるじゃん。まさか、俺よりさきにお前に彼女ができるなんて。やられたよ」
夕希はため息をついた。
「そんなことか」
「そんなことじゃねぇー。俺も彼女ほしい。誰かいいやついねぇかな」
夕希は言った。
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