永遠の時間
「あったよ。俺たちが一緒に過ごした時間に幸せはあった。少しじゃない。幸せだと感じる時は、毎日だった。俺も、聖奈に出会えて良かった。好きになれて良かった。でも、もう少し・・・一緒に居たかった。守ってやれなくてごめん。俺だけ、幸せにはなれないよ」
朱夜はこの日、ひたすら泣いた。
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