噂の5人は謎多し!?
「つ、月陰と比べられないよ……」

「でも俺はお前のその黒色の短髪とかその水色の瞳とか……結構好きだぜ?後、俺の事は嬰治で良いから!俺も涼輔って呼ぶからさ!」

「お、おう。じゃあ……これからよろしくな。嬰治。これって友達……なんだよな……?」

「こちらこそよろしくな!涼輔!多分……友達だ。俺もよく分かんねぇけど」


嬰治は涼輔に向かって少し照れながら笑顔で応えた。涼輔も初めての友達に微笑みかけていた。


「じゃあさ!これから移動教室だし、一緒に行こうぜ!」

「おう!!」


涼輔は嬰治と一緒に教室に向かった。


今まで友達のいなかった涼輔にとっては最高の時間だった。だが、その時間を壊れてしまう出来事が起きてしまった。
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