僕と君を繋いだ回線

僕らが歩く道

僕は

秋がちゃんと

その声で

「好き」だと言ってくれたら

腕の見えない所に

小さなハートを描いていく事にした。


ハートが

増えたり

減ったりするのを

目で確かめたいんだ。


僕は秋が大好きだ。

だからきっと

秋も

僕を好きでいてくれてると思う。


そう分かってても

やっぱり目で見えないものは不安だから。




礼儀とか接待じゃなくて

心からの「好き」を

形にしたいから
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