ー親愛―
イタリアンレストランで2時間ほど過ごした後 沙耶達と別れ、大和は家まで送ってくれた
“ありがとね。明日、私は早出だけど、大和は夜勤だったよね?……明日は会えないけど、仕事済んだら電話するね”
“おぅ。……おやすみ。”
少し名残惜しそうに笑う大和
“おやすみ”
頬にkissをすると、左腕を捕まれる
“イタっ!!”
“ごめん!大丈夫?明日から大丈夫か?”
“大丈夫だよ。利き腕じゃないし。”
“無理すんなよ”
頭を軽くポンポンと叩く
“じゃあな”
車に乗り込む 走らせる
私は大和の車を小さくなるまで見送った