ー親愛―




くねくねした山道を 軽快なスピードで走る




もうすぐ…




あのカーブを曲がれば 車を停めれる場所…




私の特等席に 先客がいた




なんで…?!




私は、驚いた




今まで何度来ても そこに車が停まっている事はなかったのに…




だけど それよりも驚く事…




それは




停まっていた車が




刺青男の車だった事




…………… 間違えるはずがない




あんな 年代物の車




それに…








刺青男の所有物




< 24 / 166 >

この作品をシェア

pagetop