ー親愛―




この日は 家で死んだみたいに寝た



次の日



いつものように仕事に行くと 相田さんや三上さんや他の職員さんが心配して 声をかけてくれた



正直 三上さんの顔を見るのは恥ずかしかった



“三上はあんたに惚れとる”



多田主任があんな事言うからだ



そんなワケ あるはずない












私は愚か者で 人の気持ちを何も知らなかった



施設長に 全てを聞くまでは…

< 91 / 166 >

この作品をシェア

pagetop