ハントウメイ

学校につき昇降口へ向かうとクラス表が貼られていた。

A組からE組まであって、結局私はE組のクラス表まで丁寧に見る事になった。

…藤崎 玲
フジサキ レイ。

自分の名前を確認し、靴を履き変え教室へ向かう。

階段をゆっくりのぼっていると、急ぎながら駆け上がっていく生徒がちらほらといた。

時計に目を通すとSHR(ショートホームルーム)の始まっている時間だった。

あれだけ沢山の人がいたのに回りには先輩らしい人達しかもういない。

私、どれだけゆっくり行動してたんだ。

入学早々遅刻は無いよね。


少し急いで教室に向かった。




< 3 / 68 >

この作品をシェア

pagetop