姫と王子と愛する2人
「あたし…信じていいの…?」
「ん。もちろん。」
龍が優しく微笑んでくれる
いつもの強くて優しい龍だった
「…一件落着…したの?」
「美鈴っ!ありがとうね!
いろいろ、話、聞いてくれて!」
「親友でしょ?当たり前じゃない」
「美鈴、サンキューな。」
「今度、泣かしたら殺すから」
「…肝に銘じます…」
3人の間には
さっきのようなピリピリした空気はなく
柔らかい空気が流れていた