姫と王子と愛する2人


控え室の扉を開けると親父が寂しそうな表情であたしをみている。

「そんな顔すんなよっ!!」

「姫希が嫁にい<となると…」

親父はそのまま「うっ…うっ…」と泣き始める。



はっきり言っメンドクサイ。


「わかったから、泣くのは式が終わってからにして…」

「了解した~っ…!!」






…本当に手間がかかる……





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