半透明メロウ


「…………え。えぇぇぇぇっ!!!??」


あたしは美菜と拓兄の顔を見合わせる。

渚はやっぱ知らなかったか、と呟いた。


「し、知ってるもなにも……渚はいつから知ってたんだ!?」

「俺は今さっき二人から聞いたけどー……」

「……そ、そうなんだ」


なんだか気が抜ける。

例えるなら安心してスッと力が抜けていくような

そんな感覚。


「でもいつから?てかなんでもっと早く言ってくれなかったんだーー!!」


あたしは落ち込むように俯いた。



< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

きっと、ずっと
愛哀/著

総文字数/0

恋愛(その他)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop