Melt Down
「このあいだは、どうも。」
「ああ、別にいいよ。大丈夫だった?」
「ええ、おかげさまで。これ、お返ししますね。」
カバンのなかから、カッターを出す彰。
何があったのかさっぱりわかんない・・・。
「とりあえず、食べよ?冷めちゃう。」
西藤さんに言われて席に着く。
色々と話したりしていたら、伊星センパイの携帯が鳴った。
携帯をとって、開く。
「・・・あ。あおおにセンパイからだ。」
たつきがすこし反応する。
「何?どうしたわけ?」
間センパイがメールを見る。
「カラオケにいんの?あの人たち。」
「らしいよ。」
「で?」
「暇なら来いって。何人でもいいから。」
間センパイと伊星センパイが西藤さんに聞いた。
「行きます?」