Melt Down
「あー、お菓子なくなっちゃったねー・・。」
真十字センパイが歌い終わり、電源入りっぱなしのマイクのちかくで喋った。
「マイクで喋らない。」
豊川センパイが注意する。
「ゴメン、ゴメン」といいながら電源を切る真十字センパイ。
「だれか買出しいこうか・・。」
樹神センパイが言う。
「だれ、行く?」
「こういうときはくじかじゃんけんですよ。センパイ。」
間センパイがにやりと笑って、提案してきた。
「くじはダメ。絶対ね。どうせ尊はイカサマするから。」
雲母センパイがくじを否定。
「そんなことするわけないだろ、小春・・・。」
「信じませんから。」
雲母センパイが冷たく言った。
ざまあみろ!
「ここは雲母の言うこと信じてジャンケンにしよっか!」
真十字センパイが言って、ジャンケンをはじめた。
買出し行くなら、抱センパイといければいいのになー・・。
99%ムリだったとしても、残りの1%に賭ける!!