Melt Down




「あー、お菓子なくなっちゃったねー・・。」


真十字センパイが歌い終わり、電源入りっぱなしのマイクのちかくで喋った。


「マイクで喋らない。」

豊川センパイが注意する。

「ゴメン、ゴメン」といいながら電源を切る真十字センパイ。



「だれか買出しいこうか・・。」

樹神センパイが言う。


「だれ、行く?」


「こういうときはくじかじゃんけんですよ。センパイ。」


間センパイがにやりと笑って、提案してきた。


「くじはダメ。絶対ね。どうせ尊はイカサマするから。」



雲母センパイがくじを否定。


「そんなことするわけないだろ、小春・・・。」



「信じませんから。」

雲母センパイが冷たく言った。


ざまあみろ!



「ここは雲母の言うこと信じてジャンケンにしよっか!」


真十字センパイが言って、ジャンケンをはじめた。




買出し行くなら、抱センパイといければいいのになー・・。







99%ムリだったとしても、残りの1%に賭ける!!
< 13 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop