Melt Down
「いえ、私のせいですからそのくらい普通ですよ。」
私のせいで、また留年になるとこだったんだから・・・。
お見舞いくらいしなくちゃ。
「気にしなくていいって。3年目だからさ!」
いつも笑顔の西藤さん。
私の腰にべったりの彰が、今度は私から西藤さんにくっついた。
「西藤さん。これから暇ですか?」
「うん。ひまだよー。どうしたの?あきらちゃん。」
「たっきたちも、暇?」
たつきの方をじっと見る彰。
「さあ?どうしてもっ「暇ね、わかった。」
私がたつきの言葉をさえぎるとたつきは「ちょっと!」といって私に文句を言ってきた。
「みんな暇だよね?だからさ、遊び行こうよ。ひさしぶりにさ。」