先生にキス〈4〉

はぁ…と溜め息をつきながら、私も部屋に戻る。


先生ったら、早速お茶を入れてお昼の準備を始めてる…。


早いなあ…。


私はカバンの中から、お弁当を出してテーブルに置いて、フタを開けると、


「おぉ!スゲー美味そう!」


ソファーに座り、お弁当を覗きこむ先生のテンションが一気に上がる。


「あの…そんなに美味しくないと思いますから、あまり期待は……」


ソファーに座って話す私を引き寄せて先生は優しくキスをした。



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