先生にキス〈4〉

「先生っ…近いです…!」

「近づかなきゃキス出来ないじゃん。」


それはそうだけど……。


「んじゃ、いただきます。」


目を瞑る間もなく、先生はチュッと触れるキスをした。


そして、すぐに料理を食べはじめる……かと思いきや、


私が落としてしまったスプーンを拾うと、キッチンで綺麗に洗い直して持ってきてくれた。


そういうところ…優しいよね…。



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