先生にキス〈4〉
しかも、先生…
もしかして、一晩中腕枕してくれてたの…?
逞しい先生の腕に朝からドキドキしてしまう私。
「あの……先生、腕…痛いですよね?すいません…。」
起き上がろうとすると、先生は、その腕で私を優しく引き寄せて、
「朝から幸歩を見ていられるって幸せだな。」
そう言ってニッコリ笑うと、唇を重ねた。
朝から先生とキスするのも初めて…。
まだ起きて間もないのに、もう既に心臓が爆発しちゃいそう…。