先生にキス〈4〉
「お母さん!私……ちょっとそこまで買い物に行って来るから、もしその間に先生が帰って来たら、これ渡してもらってもいい?」


私はお母さんに先生の家の鍵を渡した。


「えっ!?何??」


お母さんは急に鍵を渡されて何がなんだか分からない様子…。


無理もないけど…。


「事情は、また後でゆっくり話すから…。それじゃあお願いね!」


強引にお母さんに鍵を預けた私は、バタバタと家を出た。



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