先生にキス〈4〉
「春から、幸歩がこの学校に通ってこないのは、寂しいな。」
「私もです…。もしかしたら、新しいクラスの担任になるかもしれないんですよね…?そうしたら、また別の生徒の人との出会いがあって……」
「ん…?もしや妬いてくれてるの?」
先生は私の顔を覗き込む。
「えっ…!?いえ…妬いてるとかじゃなくて、ただ…そうなるのかもなぁ…って思ってみただけです…。」
慌てて否定したけど、私…やっぱり妬いてるのかな…?