先生にキス〈4〉

お茶を飲みおわった後、またしても少し緊張する私…。


こうして、座りっぱなしだからいけないのかな…?


「幸歩、また少し緊張してない?」


お菓子とティーカップを片付け終えた先生が笑いながら、ソファーに腰掛ける。


「そ…そういえば、今日って秋晴れのいい天気ですね!」


先生が座ると同時に立ち上がった私は、ベランダに出れる大きなガラス戸の前に行って、空を見上げた。



まさに行楽日和って感じだなあ…。



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