はぴねす



「ゆーり。はい、プリン」


嵐兄ィが部屋に入ってきた


「ありがと、嵐兄ィ」


私はプリンを頬張った


「あ、そーだ。おまえの隣のクラス、確かC組だったよな?」


C組といえば、今日の出来事を思い出す


「そーだけど・・‥」


「気をつけろ。あっちのクラス不良の宝庫だからな」


宝庫って・・・不良は宝じゃないよ、嵐兄ィ


「そのなかでも、柏木爽真と柏木奏には気をつけろ。あいつら女ったらしで有名だからな」


・・・その情報、もっと早く聞きたかった



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