はぴねす



―ピリリリ・・・


枕元にあった目覚まし時計を叩いた


「う゛ーん・・・」


時計を見ると、既にお昼を回っていた


「やばい、寝過ぎた!!」


慌てて嵐兄ィの部屋に走る


「嵐兄ィ!!」


部屋は蛻の殻になっていた


・・・やってしまった


「はぁ・・・」


溜息を吐いたとき、携帯が鳴った



私は画面を確認せず電話に出た



「・・・はい」


『ちょっと、ゆーりチャン!!遅くない!?』


この声は、柏木爽真!?


なんでこの人が私の番号知ってるの!?


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