はぴねす

1時間後。


携帯が鳴った


どうやらメールみたい


見ると、嵐兄ィからだった


“二人は追っ払ったから、出てきていいぞ。”


よ、良かった･･･


私は安心し、続きを読んだ


“一緒に帰ろうと思ったけど店長がお怒りでさ。わりぃけど、竜次に送るよう頼んでくれ”


え”、まじ?


「竜次に送るよう頼んでくれか･･･ほんと人使い荒いよなぁ、嵐のヤツ」


「∑ちょ、竜次さん!勝手に覗かないでくださいよ!!」


びっくりしたよ、もう


「めんごめんご。じゃ、いこっか」


「え?」


「送ったげるから、さっさとおいで」


私は慌てて竜次さんを追いかけた