はぴねす


他の生徒が通学する時刻になった頃、私は死んでいた


・・・机に突っ伏して


「見てないみてない。私はなんにも見ていない・・・」


呪文のように呟きながら私は自分に言い聞かせる


最低最低、ほんっっと最低


嵐兄ィの行ったとおり、とんでもない最低なヤツだった


ふと、私は竜次さんの言葉を思い出した


“人肌は気持ちいい”・・・・・


アレが気持ちいい?


絶対にありえない!!!


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