【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~2~




あたしは後退りしてたけど、背中にヒンヤリと壁の感触があった。




壁…ぶつかった…。




「………あなた、誰…」



あたしはそれしか言えなかった。




怖さから声が震える。




けど唇を噛み締めて必死で堪える。




「………俺?名乗るもんの程でもねぇけど?」




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