【完】俺様男とあたしの危険な同居生活~2~




あたしは鞄を床に放り投げると、ベッドに潜り込んだ。




「莉紅、頼むから聞いてくれ…」




部屋の向こうから淳君の声が聞こえた。




「………っ…やだ…」




震える声で必死に声を絞り出す。




それが淳君に聞こえているかどうか…分からないけど…。




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