空色


『先生、どぉかしたんですか?』

ふと我に返ると、僕は学校の誰もいない教室にいた。

目の前で声をかけてきたのは、僕が担当してる教科を教えてる生徒だ。

そうか、次は僕のクラスか。

時計を見て、授業開始まで10分程あることを確認する。


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