空色
“ごめんなさい、今夜はちょっと予定があって。でも彼だけなら行けるかもしれないし、聞いてみるわね。コレありがとう☆”

そう言って彼女はチケットを受け取る。

元カレとかだったりするのかな?

女の感だけど、何となくそう感じた。

“じゃあそろそろ、俺達行かないと。朝食ありがとうございました。すっげー美味かったです!もし時間があればぜひライブにも来て下さい。”


"ええ、ありがとう。"


そう言ってにっこり微笑んだ彼女に見送られて、あたし達は彼女の部屋をあとにした。


*・*・*・*・*・










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