空色


ライアンはあたしが彼の事を考えている時は、決まって確かめるようにこーゆーキスをする。

彼の話は一度もしたことがないのに…

誰にも話したこともないのに、何故ライアンは分かるんだろう。

いや、分かってるわけじゃないんだろうな。

ただ感じるんだ、きっとあたしの心がどこか遠くにあることを。

だからあたしはライアンのキスに答えるの。

もっと深く、強く。

“っ…はぁ、んっ”




“…モーガン、愛してる。”

“はっ!?”



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