もう、恋なんてしたくない
みな「もうゆかり!何で呼び出すの?」

ゆかり「待ってよ!学校のいけメン探したいの。」

みな「帰ろうよ!」

ゆかり「見つかってから」

みな「一人で探してよ。もう。デートだから先帰る」

ゆかり「意地悪。じゃぁね」

みな「バイバイ」

また一人。

こういうの苦手なんだよね。

「リンリンリンリン」

ん?ケータイが鳴ってる。

ゆかり「もしもし」

じん「おれだよ」

ゆかり「誰?」

じん「お前の彼氏」

ゆかり「はい?彼氏いないんですけど」

もう、変な人とは昔から話すなと言われてる。

しょうがないから帰るか。

ゆかり「空は、私の宝、愛する人へのプレゼント~」

やっぱり歌を歌うのって良いよね。

落ち着く。

「バン」

ゆかり「ひったくり!ちょっと返してよ!私のバッグ!」

私のバッグ・・・誰か助けてよ・・

じん「テメー待て」

ゆかり「あ・・電話の・・」

??「やーなこった」

じん「お前おれの女の荷物持ってくれんのはありがてーけどおれの強化を先に得ろよ。」


「バン!」

あーあ・・殴らなくてもいいのに

ひったっくり「くそ・・」

じん「あのやろぉ」

あ・・バッグとらなきゃ

ゆかり「キャッ離してよ」

じん「この手は絶対はなせねーぞ」

ゆかり「お願い!」

じん「お礼ぐらい言えよ。ゆかり」

ゆかり「なんで私の名前知ってるの?」

じん「彼女の名前を知らない男はいねーよ」

まぁ助かった。

けれど、もう会いたくない

ゆかり「ありがとう。」

< 2 / 11 >

この作品をシェア

pagetop