もう、恋なんてしたくない
じん「美夏、理穂、美穂 来たぞ」

美夏「キャー!可愛い!」

理穂「本当だぁ!」

美穂「こっち来て!」

ゆかり「うちはキャバ嬢にはならないからね」

じん「ちげーよ。おれの妹。」

ゆかり「へー」

仁は学校とは全然違う感じだった。

家も、きれいだったし、仁の部屋もきれいだった。

じん「腹減ったか?」

ゆかり「普通」

じん「なんか作るよ」

仁は作ってくれた。

その間、私はシャワーを浴びることにした。

でも悪魔で汗を流すため。

もちろん、私はそんな女じゃない。

じん「出来たぞ」

ゆかり「おいしそう!」

ん~ おいしい

ゆかり「美味しい!」

じん「だろ?おれが作ったから」

ゆかり「ナルシスト~!」

じん「黙れ」

私たちはお互いの顔をみながら笑った。

ゆかり「あのさ、仁のお母さんに挨拶しなきゃ。おじゃましてるし」

じん「そうだな。」

夜遅いのに・・

もうしわけないな

じん「母さん、来たぞ。」

返事・・ないの?

何で?

じん「ここだよ。おれさ、がきのころおやじとお袋なくしちまったんだよ。

それで叔母さんと暮らしてたら行方不明状態。」

ゆかり「そうなんだ・・」

じん「だから俺は料理がうまいってわけ」

「パンパン」

ゆかり「仁君のお母様、お父様、お邪魔してます。」

じん「挨拶終わり。来い」

じんは私を個室に連れってった・・

これってまさか・・
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