愛してる。じゃ足りない
「愛されてるなぁって・・ね?」
耳にかけた髪が、太陽にあたって
明るめの茶色がゆれた。
それと同時に
俺の心は何かがはちきれた。
「・・・好きだよ」
茜を抱きしめて耳元でそう囁いた。
多分・・・コイツ真っ赤になって
困ってやがるな・・・(笑)
「城戸君・・?ど、どしたの??」
「・・・好きなんだ・・マジで。」
「・・・・知ってる。」
「あと城戸君やめろ。光多でいい」
コータ?と彼女は繰り返した。
その声が、あまりにも心地よくて
もっと強く抱きしめてキスしてた俺。
彼女がこいつって・・・
俺毎日死にそうになるかもしれない・・////