拝啓 隣にいない君へ(短編)
後書き
 いいよさんとの企画はいかがでしたか?この作品には“アンサー小説”というテーマがありまして、一方が書いた小説にもう一方が応える形で書くことになっていました。私が男性視点、いいよさんが女性視点を担当したのですが、二つ合わせて初めて一つの物語となります。是非そちらもご覧下さいね。

 ちなみに二人の名前は、いいよさんと相談して決めました。私が「永遠」を使ったので、いいよさんはその反対の「刹那」を。いいよさん、何てセンスが良いのでしょう!その心意気に惚れました。

 さて、察しの良い方は気が付いているかもしれませんが。実はこの小説、例の如くイメージソングがございます。奏音がちょっとアレンジして、ギターで弾くことができる曲でもあります。初めて聞いた時から大好きな曲で、たまにカラオケでも歌わせてもらう曲です。

 作中で永時が“言葉の大切さ”について語っている場面がありますが、「察する文化」を持つのは、世界でも日本くらいなのだそうです。例えば、アメリカでは英語が使われていますが、あの言語は非常にはっきりと物を言いますよね。ちょっと日本語と比較してみましょうか(講義臭くてすみません)。
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