奥様と旦那様~二人はクラスメイト~
二人の秘密
「…と、いうことなんだけど…
この手紙…どうゆうこと?」
今は宏夢と二人で本邸に来ている。
目の前にはお母さんと累さん。
手紙を二人に見せると、明らかに焦った表情になる。
「…この話は…また今度…ね?」
いつもならそう言われると
『しょうがないっか。』ってなるけど
今日は引いてられない。
私たちの表情でそんな気持ちがわかったのか、
「美姫…話してやれよ。」
累さんが口を開いた。