かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「のんちゃん、ごめんね。なんか居候してて…なるべく早く仕事探すから」
「いいよ、私1人より、桃居た方が楽しいし♪」
「でも私が居座ってたら、彼氏さん遊びに来れないじゃん」
「全然かまわないよ、いつもこの部屋で会うこともないし…」
のんちゃんの笑顔は少し寂しそうだった…。
何かあったのか聞いたら、何もないと言われて、
それ以上のことは聞けなくなってしまった…。
のんちゃんがこの時苦しんでたなんて…
何でこの時もっと親身に話を聞いてあげなかったんだろう…
私は自分の幸せのはじまりに目が眩んでたのかも知れない。