かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「希美…わるい…俺と別れてくれないか?」
何を言われたのかわかんなかった。
「は?何で?」
「ごめん…」
「私何かした?気に入らないとこなら直すから…別れるなんて言わないで…」
「ごめん、もう無理なんだ…」
「忙しいなら…もっと会うの我慢するから…」
「違うんだ…そうじゃないんだ…」
その後、彼が口にした言葉は、
ものすごい衝撃的な言葉だった。
「…こ、子供が出来たんだ…彼女に…」
子供?
彼女?
…彼女って私じゃないの?
何を…言ってるの?
頭を鈍器で殴られたかと思った。