かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「ねぇ、桃にね、折り入ってお願いがあるの」
「ん?何?何?」
「うん、結婚式のね受付とかは子供の頃からの幼馴染に頼んだんだけど…」
「うん」
「二次会の幹事を、頼めないかな?桃に…」
「え?私が幹事!?!?」
「あ、もちろん桃だけじゃないよ。私側は綾子にも頼むし、綾子なら桃仲良いでしょ?」
「綾ちゃん、懐かしい~ずいぶん会えてないよ!たまにメールはするけど…」
「うん、綾子も桃に会いたがってたし、それに幹事は、桃と綾子だけじゃなくて」
「他にも居るの?」
「和馬の友達2人もやってくれるからさ」
「彼氏さんのお友達とうちらと4人かぁ~」
「ダメかな?」
のんちゃんがちょっと弱気に不安そうに聞く。
「ううん、いいよ!のんちゃんの為だもん!素敵な二次会にするね!」
「桃、ありがと~!」
のんちゃんの結婚式の二次会かぁって考えたら、楽しみでわくわくした。