かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「ごめんね、俺のツレももう来ると思うんだ。さっき駅に着いたって連絡あったし」
「あ、全然大丈夫ですよ~」
それから、4人でしゃべってる所に、和馬さんの友達さんたちが来た。
「すいません、遅くなってしまって。電車が遅れてて!」
遅れてきた2人のうち、真面目そうな優しそうな人の方が私達に謝る。
「遅いぞ~女の子達を待たせるとは!」
「ごめんって~東京方面信号機故障とかで遅れてたんだって!」
和馬さんの突っ込みに軽く謝って言い訳を入れるもう1人の人。
「まぁ、仕方ないけど…あ、じゃ~紹介しないとなぁ!」
「あ、うん、してして!」
「えっと、こちら、俺の学生時代の友人で、鈴木誠と、大森祐介です」
「鈴木誠です。宜しく~」
遅れてきた訳を話してた人の方が笑顔で挨拶する。
「大森祐介です。すいません、遅れちゃって…」
その後に、最初から謝ってくれた人が、自己紹介をしてまた謝ってくれた。