かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~


私の部屋に着いて、飲み物の準備してた私。


陸くんがキッチンにやってきて、話始めた。



「今日、すごい頑張ったんだよ。問題集いっぱいやったの」

「そっか~すごいね~陸くん!」

「だから…桃…」

「ん?」

後ろから抱きしめてくる陸くんの顔を見上げる。


ドキッとする優しい眼差し。

「ご褒美ちょーだい?」


降りてくる優しいキス。


甘い甘い、キスに、


「桃香、愛してる」


甘い甘い、魔法の言葉。




「陸…く…ん…」

「桃…たった半日ちょっとなのに…会いたかった」

「ん…私も…すごい陸くんに会いたかった」

「桃、愛してる」

「んっ…私も…愛してる…」



こんなにも求め合うもの?

私は、陸くんの全てが愛おしくて、

全てが欲しいと思ってしまう。


こんな感覚初めてで…


こんなに誰かを愛した事ない。




それは…陸くんも同じだよね?

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