かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
年下コンプレックス
とある日の夕方のこと。
私はのんちゃんと2人でカフェでおしゃべり中。
「え?陸くんも?」
私は、唐突なのんちゃんの提案にビックリして声を出して聞き返した。
「うん、陸くんはさぁ、私も和馬も知ってる共通の知り合いな訳だし、
前に私達がダメになりそうな時、背中を押してくれたのは陸くんだし、
それに、桃の1番大事な人じゃない?二次会だけでも出てほしいの」
のんちゃんと和馬さんの気持ち。
なんかすごい嬉しいなぁ。
それに二次会だけでも、陸くんがいたら、
やっぱり私は一緒に居れるの嬉しいし。
「そっかぁ…ありがとう。じゃぁ、陸くんに聞いてみるね!」
「うん、陸くん1人じゃ心細いだろうし、友達連れてきていいからって言ってね!」
「うん、わかったぁ!」
のんちゃんの提案がとっても嬉しかったから、
私は、その後、すぐに陸くんに連絡したんだ。