かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
のんちゃんの提案と気持ちを説明して、
陸くんも二次会に来てほしいと伝えると、
陸くんからはなんだか、戸惑ったような反応が返ってきた。
「え?…俺も?」
「…嫌?…別に…無理にとは言わないけど…」
「…嫌って訳じゃないけどさ…でも…」
なんだか、歯切れの悪い陸くん。
「?」
「俺なんかが言っていいのかな…世代も違うし…」
「…そんなの気にしなくても…。のんちゃんが来てほしいって言ってるんだし…」
「…気持ちは嬉しいけど…でも…やっぱり…」
なんかせっかくののんちゃんの気持ちなのに…って、
なんとなく悔しくなってしまった…。
「もういいよ。そんな来たくないなら!のんちゃんには断っとく!」
「え…桃…」
電話を途中で切った。
陸くんから、その後電話着てたけど、
頭にきてたから、無視した。
それからしばらく連絡しなかった。