かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~



「えぇ~告白されたの!?」

あからさまに驚く綾ちゃん。

「…うん…」

「で?何て?何て答えたの?もしかしてもう付き合ってるの?」


目がキラキラ輝いてない?

女の子って恋バナ好きだもんね~。



「…付き合ってないよ。ってか返事もしてない」

「え?返事してないの?可哀想だよ?」

「分かってるよ、でも返事したくても祐介くんから避けてるから…」

「そっか、怖いんだね。結果聞くのが。幹事として気まずくなるのも嫌だし…」

「…うん。私も気まずいの嫌だし、幹事終わったら言おうかなぁって…」


私の言葉から判断したのは、綾ちゃんが聞いてくる。

< 229 / 596 >

この作品をシェア

pagetop