かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
修羅場 -人を愛するということ-
「あの…」
ふと声をかけられた。
振り返ると…
すごい綺麗な女の子が立ってる。
「はい、なんでしょう?」
「あなたが、綾子さん?」
「はい?」
答える間もなく…
バシッ…
大きな音が鳴り響いて、
頬に痛みが走った…
「人の男に手出して、アンタ最低ね!」
「あの…」
「知ってるのよ!アンタが誠と寝たの!」
……寝た?
綾ちゃんが?
この人…綾ちゃんと勘違いしてる…?