かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~


「いらっしゃいませ~3名様ですか?」

可愛い女の子が接客してくれる。

「はい」

「じゃ、こちらへどうぞ~」

席へ案内されてる時、陸くんが私達に気付いた。


「桃!」

嬉しそうな顔して寄ってくる陸くんは、
もちろん執事さんの格好でバッチリ決まってる。

思わず赤面してしまった…。


「希美さん、和馬さん、ありがとうございます!」

陸くんが笑顔でのんちゃんと和馬さんに挨拶をする。


「いえいえ、こちらこそ招待ありがとうね。
希美の母校に来れてかなり嬉しいんだ、俺(笑)」

「私も、久々だし、懐かしくてかなりテンション高いよ(笑)」



「あの…中谷くんのお知り合い?」

案内してくれてた子が、陸くんに尋ねる。


「あ、うん」

「じゃ、接客お任せするね!」

「うん、ありがとう。」

その子は、陸くんにバトンタッチしてくれた。


「あ、注文何にします?」

「ん~、俺アイスコーヒー」

「私、アイスティー」

「あ、」

私が慌てて答えようとすると、陸くんが私に尋ねる。


「桃は、オレンジでいい?」

「うん!」

さすが、陸くん。

ちゃんと私の事、わかってる♪

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