かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
「柏木さん、ありがとうございました」
そう助けてくれたのは、あの柏木さんだったの。
「ううん。でも大丈夫?怖かったろ?」
ポンポンと私の頭を撫でてくれる柏木さん。
ホッとした気持ちから…
私は泣きだしてしまった。
そんな私を見て、柏木さんは私を抱きしめた。
なぜだろう…私はそこで拒絶出来なかったんだ。
怖かった恐怖心で…そこは安堵出来る場所で…。
私はつい腕の中に納まっている事を許してしまった。
でも…それを見られてたなんて…