かわいい笑顔 ~恋した彼は高校生~
ハチャメチャなお母さんの言葉が頭にきて、
私は、家を飛び出した…。
「何よ!お母さんのバカ…」
「桃…?どうした?」
「あ…徹ちゃん…」
そこには徹ちゃんが立ってて…
涼しいカフェに連れて行ってもらって、
そこで話を聞いてもらった。
「なるほどね。親って考え古いんだよな」
「…信じられない、今どき30歳過ぎたって独身で輝いてる人はたくさんいて、
みんなそれぞれ幸せだって生きてるのに…25までになんて…古いもん…」
「だよな…。堅苦しい考え方押し付けて…それが子供の幸せだって思い込んでる…」
「うん」
ふと見た徹ちゃんの顔が苦しそうに切なそうに見えた…。
「桃香には…話したことなかったな。俺の彼女の話」
「うん…あの彼女さんだよね?」
「うん」